字の丁寧さについて

以前にも書きましたが今年は書き初めをしました。
宿題ってのは無いはずなんですけどね。今までどうしてこういう感性で
宿題をとらえることができなかったのか後悔しています。
僕の書が入選するわけでもないのに大真面目に書いていたのを恥ずかしく思います。
へたくそが努力をしてもあまり意味はないのではないかと思います。
結果主義者ですからね。

さて、今年は趣味で書いてみましたがなかなか味のある書を書くことができました。
やはり雑念を捨てて集中して書くと納得のいく書(しょ)が書けるなと思いました。
「捲土重来」と書いたことは以前にもお伝えしたとおりです。

僕が納得しても書が上手いかどうかは別問題です。
当然、僕の字ですから大して感銘を受ける出来ではありません。
昔から字が汚いことをコンプレックスに思ってきました。鼻と同様にね。


直そう直そうと思い、授業中とかに「あいうえお…」と五十音を無駄に
書き続けたりしたのですが全く効果なく終わります。
急いで書いているからだと思った時期もありましたが
丁寧な人でもそれなりのスピードを持って書けていることがわかり
時間をかけるという手法は断念しました。実用的でもありませんしね。

ユーキャンのＣＭを見るたびにボールペン字講座を受けてみようと
思うのですが、そんなことは金を出して習うべきことではないと思いまして毎回
断念をしています。それにベネッセの二の舞になることは確実ですので
おそらく僕が通信教育を受けても無駄だと思います。


字がきれいな人って得ですよね。
たとえその人がブサイクであっても帳消しにできるくらい
字がきれいということは素敵だと思います。
僕は重要書類も提出文書もほとんどプリンター任せです。
中学生のころからですよね。自筆はノートくらいです。


無論、大学で出すレポートも全てワープロ提出だったのですが
今回の課題で壁にぶち当たってしまいました。
課題提出の様式を見ていたら僕の取っている科目が…。

「提出用紙は自筆。ワープロは認めない。1500から2000字以内。」
と書いてありました。字数制限はまぁ埋めればいいので何とかなりますが
自筆ですか…。今まではキーボードで打っていたから難なく課題が書けていましたが
自分でシャーペン持って書くとなると話は別です。一気に憂鬱になりましたね。
「憂鬱」って字一つをとってみてもキーボードならば2秒で書けますが自筆では
10秒は必要になると思います。これはとんでもないことになりました。

まだ始めていないのでなんとも言えませんが
時間を掛けなければならなくなりそうです。それに提出は2月1日までだそうです。
なぜに困難な課題を一番初めに提出しなければならんのか。
神はとことん僕に試練をお与えになるようです。

それに字が汚い僕は書いた提出用紙を見られただけでパスされそうで怖いですね。
字の汚さではじかれて内容を見てもらえないので僕としては大赤字です。
丁寧に書く以外に解決方法は見当たりません。忙しくなりそうですね。


今回、改めて自分の字の丁寧さを問われることに
なりそうですが僕としては結局変わらないだろうなぁと思います。
最終的に面倒くさくなってスラスラ書き始めてしまうであろうと予測しています。
でもやるしかない。辛くなったらブログに報告したいと思います。
それではおやすみなさい。