病院の環境

昨日は人々について書きましたが今日は病院の設備、環境について
書きたいと思います。

当たり前ですが病院は遊びに行く場所ではありません。
おしゃべりが気軽に出来る場所でもありません。
それぞれ出来る場所は決まっています。
遊びに行くならば、レジャランやパークレーンへ。
おしゃべりしたいならばどっかのカフェにでも行ってください。
病院は病気や怪我を治す場所です。

よって僕にとっては最も縁遠い場所だったのですが
不慮の病気のために投獄されるはめになってしまいました。

公立病院だったので設備とか悪いのかなぁ…。って思いましたが
結構綺麗でした。っとは言っても僕は自分のベット以外の施設は
見ませんでしたが…。ほかにはレントゲン室くらいです。

僕は今回、初めて｢尿瓶　(しびん)｣っと言うものにお世話になりました。
非常に使うのには抵抗がありましたが使わなければそれこそ取り返しのつかない大惨事
になってしまいますので渋々使いましたが、いざ使おうと思うとなかなか出てくれません。
何分同じ姿勢でいたか記憶にありませんが初体験には結構時間がかかった気がします。
でも何回かしているうちに普通どおりに出来るようになりました。適応能力って怖いですね。
こんなことに適応したくありませんが…。

小に行けないわけですから無論、大もその場でしなければならないのですが
この年になってオマルを使うことになるとは…。
コメントは特にありません。ショックっていうだけです。

テレビもありましたが調子が悪すぎてほとんど見ませんでした。見れませんでした。
調子ってテレビの調子じゃありませんよ？僕の体調です。
病院のテレビはテレビカードで見る仕様になっていましたが僕はここでもケチ臭い精神を
発揮してしまい体調がある程度回復してヒマしている時間もテレビカードの残時間を温存
しました。となりのおじさんが大音響で見ていたのでそれをラジオ代わりにして節約しました。
っと自分にとって無益な節約をしましたが僕と入れ替わりで入院した祖父に余った時間を
プレゼントしました。いい孫だ…。

でも病院でなによりも怖かったのは夜でしたね。
いつの日かの「都市伝説」を聞いたのも相当効果がありましたが
病院の夜は怖かったですね。となりの部屋におばあさんが居たようですが
おばあさんの叫ぶ声が夜になって二階に響いているときは枕が唯一僕を助けてくれる
存在でした。とにかく怖かった…。おばあさんは次の日、血を吐いてしまい緊急に手術を
していましたが…。病院ってのはすべてがリアルですからね…。

それと怖いのは夜の足音ですよね…。僕のベットのまわりはカーテンしかありませんので
カーテンの外の状況は確認できません。足音がする度に枕にしがみついておりました。
んでもってそうやって緊張しているときに限って僕の部屋のほうへ足跡が来るんですよね。
近づいてきて緊張が最大級に高まったときに聞こえたのが
「あ～すっきりした。」　となりのおじさんが用を足してきたようです。
僕のほうも大変すっきりさせていただきました。ふざけるなジジイめ…。

あとは看護婦さんの見回りのライトですよね…。怖いですけど看護婦さんってわかるから
安心です。枕には相変わらずしがみついてますが…。

やっぱり病院なんて行く場所じゃありませんね。
富士急ハイランドには病院がテーマのお化け屋敷がありますが
それだったら僕はスペースマウンテンに100回乗ってもいいと思います。
やっぱりどっちもダメかもしれませんが…。
未だにいざとなると「チッキ～ン」になってしまうようです。
克服できるように頑張ります。今回随分経験はさせていただきましたが…。
それではおやすみなさい。

病院の人々

病院から帰ってきたわけですが
未だに体が自由に動かせる身分ではありません。
はやく開放されたいのですが…。

入院していて当たり前ですが
いろいろな人に面倒を見ていただきました。
紹介したいと思います。


病院の先生ですが、結構イケメンだった気がします。
僕の評価は大体ズレているのであまり参考にはならないと思いますが…。


毎日朝方にレントゲンを撮ってもらっていたのですが
レントゲン技師の人はかなり低姿勢だった気がします。
カーテンをあけるにしても｢失礼します。｣
背中に板を入れるにしても｢失礼します。｣
撮り終わって技師の人が帰るときにも｢失礼します。｣
って礼儀を大変重んじた技師の人でした。


看護師さんですが、結構人数がたくさんいて
把握が出来ませんでしたがみなさん平均的な方々でした。
マニュアルがあるんでしょうかね？
採血をしたり血圧を測ったりするときも
とても機械的で人間味がないなぁ…。
って思いました。採血なんてこっちはビビリまくっているのに…。
気付かれたくないですが。


でも一番に印象に残ったのは同じ部屋の方々です。
あまり動けなくて確認が出来ませんでしたが
僕の部屋には3人ほどいたようです。

一人は普通のご老人でした。
看護婦さんが来て何かをする度に
｢すいません｣って言っていました。
礼儀正しいですね。

もう一人はとても年を重ねている方のようでした。
声がかすれていましたからね。
明日も危ないって感じです。
でも一番驚いたのはクシャミをするときに
フェルマータがつくことです。
｢ハクショ～ン｣ではなく｢ハクション～～～～｣って感じでした。
最初はどうしちゃったのかと心配になりましたが
何回も聞いているとこれがあの人の標準なんだなって思いました。

最後の一人は中年のおじさんでした。
長く入院しているのかわかりませんが病院のプロって感じでした。
検査の結果を看護婦さんが言っているのですがそれに対して的確に
ペラペラ喋っているのですごいなぁって感心しました。
二人のご老公に対してはいつも｢今日は暖かいですね｣とか｢散歩には行きましたか｣とか
面倒を見ている様子でした。

でもこのおじさんで苦労したのはおじさんのお見舞いの人です。
ある日に酔っ払いの友人が来たときは本当に参りました。
常識外の大声で韓国へ売春旅行に行こうって話をしているんですよね。
さすがのおじさんも｢ご近所に迷惑だから…｣ってタジタジな様子でした。
でも酔っ払いは一向に構わずに放送禁止用語を大声で連発していました。
｢日本を知るにはまず東京を知らなければならん！韓国でいきなりプサンに行っても
文化は知ることはできん！｣って訳のわからない持論を展開してました。
お見舞いされたおじさんの返答は｢じゃあペキンは…｣って言っていましたが
｢それは中国だろ。｣って僕は冷淡に考えていました。

でもこの酔っ払いおじさんは次の日も来ました。
この日は酔っ払っていませんでしたが…。
逆に入院するためにこの日は来たようです。
理由は酔っ払って転倒して大ケガをしたそうです。
酔っ払いおじさんは焼肉屋の主人らしいのですが
大変な酒乱で普段から家族は頭を抱えて
いる様子でした。酔っ払いの夫人は
｢あたしは今回は離婚しようと思った｣っと言っていました。

病院で出会う人は少なかったですが
一人ひとりのリサーチは完璧に出来ました。
文章では上手く書けませんがお話しする機会があったら
お話をさせていただきます。


今日は始業式でした。
完全回復でない僕は向かえませんでしたが…。
皆様からメイルをいただきますが一同に楽しそうでしたねぇ…。
僕もまぜてください…。明日も向かえるかわかりませんが…。
ん゛～厳しいですかねぇ…。もうお見舞いも期待できませんし…。
暇があったらメイルをください。それではおやすみなさい。

明日から…

明日は始業式です。高校生活最後の学期が始まるわけですが
僕は相変わらず体調が思わしくないです。

行けるといいですねぇ…。
精神状態は復活したんですが身体状態が最悪ですからねぇ…。
走ったりしたいですが階段を上り下りするだけで肺が痛む…。
どうしちゃったんでしょうかねぇ…。僕の体は…。

最近、｢三点リーダ｣を使う場面が多いですねぇ…。
結構頻繁に使っている気がします。
憂鬱さを表現するにはこれを使うほかありませんが…。
おかげで｢さんてん｣と打って変換するスピードは神の領域に
達しています。そんな能力は身につけたくありませんが…。

では明日は皆様にお会いできることを第一の目標に
したいと思います。ん゛～きびちいかなぁ…。ではおやすみなさい。

久しぶりに…。

今日は帰宅が許されまして久しぶりというより
今年になって初めて自分の部屋に入りました。

そして今年、初めてパソコンに触れました。
多少感動しています。

パソコンに触れる。
うさぎを見る。
爪を切る。
味の濃い食事を取る。…。

普段ならば当然のことが感動して実感できます。
今ならば「アナベル・ガトー」の名言が言える気がします。
大声を出すと肺が痛いですが…。

でも調子に乗るとまた戻されるかもしれません。
注意しながら生活をしていきつつ早めに部活に
戻りたいと考えています。ではおやすみなさい。

変わらない天井

目を開けてみても全く変わらない風景があります。病室から出られないため僕は目の前のカーテンから先はまだ見たことがありません。
今見ている風景は完璧に暗記しました。飽き始めています。

今日はモノを沢山いただきました。食べる時間を大事にしながら大切にいただきます。


今日から始動した人が多いと思いますが僕はまだ拘束されつづけます。そろそろ退院したいですね…。願いはそれだけです。

では明日も変わらないタイムテーブルを過ごしたいと思います。おやすみなさい。

そろそろ…

ん゛～慣れてはいけない環境下に慣れつつあります…。
はやく家に帰りたい。

いろいろ批判もございますが何とか回復したいと思います。

ではまた。おやすみなさい。

新年ですが…

新年ですが今日も僕はベットから一歩も動けずに過ごしました。

精神的にかなり窶れた気が…。これからどうなるんでしょうかねぇ…。

昨日の夜は頭痛がひどくて夜中の二時頃に１人でヒィ～ヒィ～言ってました…。無論看護婦さんがきて即、薬を飲まされました。

明日は良くなりますように…。ではおやすみなさい。

なんという元旦か

イタタタ～。
肺が痛くて死にそうです…。
病院って環境下だから余計に調子が悪く感じます。

今日は元旦でしたね。
僕はこんな元旦は生まれて初めてです。
初詣にも行けず今年一年どうなるのか非常に不安です。
トイレにも行けないですからね…。
明日、レントゲンを撮って経過が悪いようならば
手術をしなければなりません。
魚がさばかれるのは大いに結構ですが
自分の胸をさかれるのは冗談ではありません。
どうかメスが入りませんように…。

なんでこんなことになっちゃったんでしょうかねぇ…。
でもどうしようもないです。とにかく今は明日の心配をしつつ
目を閉じたいと思います。ではおやすみなさい。